業務システムなど、SPA(シングルページアプリケーション)の技術が主流となり、AngularとReactの両雄が主要どころではありますが、どちらも嫌いという人も少なくはありません。
主な理由としては、Angularは難しくて学習コストかかるし、Reactは制限付きBSDライセンスの問題もあって会社での導入は法務部が難色を示すとかの理由で避けたいといったところでしょうか。
そうなると3番手ということでVue.Jsでしょ。
Vue.jsもvue-routerとかのライブラリを使えばSPAを実装できます。
Vue.jsの管理画面デザインテンプレートも数は少ないけど、あるにはあります。AngularとReactの管理画面デザインテンプレートを紹介したのだから、せっかくなのでVue.jsも紹介しちゃいます。
ユーザー人口考えると、継続性の観点ではメジャーどころを選んだほうが安全策ではありますし、Angulart、Reactのほうがサードパーティーライブラリなども充実してたりします。
Vue.jsの有料テンプレートはLaravelでバックエンドもセットになっているものも結構あるようです。サーバーサイド言語はPHPになってしまいますが、とにかくサクッとWEBサービスを立ち上げたいのであれば、かなり便利かもしれません。
メリット・デメリットはよく考えて検討することをおすすめします。
無料テンプレート
COREUI
Bootstrap4をベースにした管理画面テンプレートです。AngularにもReactにも対応したテンプレートが用意されています。
Vue Admin Panel Framework
Bulmaというデザインフレームワークを採用しています。個々のコンポーネントはBootstrapとはちょっと違った味わいのデザインだったりします。無料でここまで充実していれば十分だと思います。
CoPilot
CoPilotはAdminLTEをベースに作られたVue.js用デザインテンプレートです。ちょっとUIコンポーネントの数はさみしいです。
vuestic-admin
Bootstrap 4をベースにしたデザインテンプレートです。グラフやプログレスバー、テーブルなど、UIコンポーネントはそこそこ揃っています。
Vue Paper Dashboard
機能は無料版だとシンプルすぎて物足りないぐらいではありますが、よくできています。
有料テンプレート
Vue Paper Dashboard PRO
前出の無料版Vue Paper Dashboardとデザインは似ていますがこちらのほうが断然かっこいいです。加えてUIコンポーネントはとても充実しています。
Laraspace
LaravelとVue.jsをサポートするデザインテンプレートです。サーバーサイドの基本的な機能も含まれているので、サーバーサイドもお手軽なLaravelでも良いならアリだと思います。楽しすぎでしょと言われそうですね。
Clear admin
フロントのデザインはBootstrap3をベースに、サーバーサイドはLaravelで実装されたテンプレートです。もうね、必要なものは最初から全部あるよみたいな感じで、便利すぎるやないか!
Cover
美しいデザインと充実したUIコンポーネントのデザインテンプレートです。デモサイトはVue.JsのSPAではなく普通にHTMLページっぽいようなのでパフォーマンスを体感できないのはちょっと残念かな。
VueA
ナビゲーションメニューの複数のレイアウトパターンが用意されたテンプレートです。サーバーサイドはLaravelで実装されています。CSSフレームワークはBootstrap4です。2017年9月にリリースされた新しいテンプレートです。
Devinvue
Vuejs2ベースの2017年9月にリリースされた新しいテンプレートです。Bootstrap3.3ベースとなっています。
Basix Admin
2017年10月にリリースされた新しいテンプレートです。Bootstrap4ベースとなっています。白背景と黒背景の2パターンのカラーバリエーションがあります。